JCI公募「端島70号棟における補修材の効果検証に関する試験施工」
プロジェクトへの参画について
2014年10月 端島炭坑(軍艦島)が国の史跡指定されました。これを受けて軍艦島を管理する長崎市より日本コンクリート工学会に対して、端島の構造物の補修・補強方法およびそれらの施工方法などに関する調査委託がありました。
その後、2015年7月に 端島炭坑(軍艦島)は「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の1つとして世界遺産に登録されました。同年、日本コンクリート工学会内に「危急存亡状態のコンクリート構造物対応委員会」(委員長:野口貴文東京大学教授)が設置され、補修方法の検討、健全性モニタリング等の実証実験が始まりました。
当社は、2025年8月よりJCI公募「端島70号棟における補修材の効果検証に関する試験施工」において、選定11社の一つの菊水化学工業より施工委託を受け参加いたします。このプロジェクトは、文化遺産としての軍艦島を未来に残すための持続的な試験・調査・普及活動を目的としており、当社もその一翼を担います。
【※軍艦島(端島)は「長崎市条例」により立入りが厳しく制限されており、通常は内部への入域はできません。今回の試験施工・調査・撮影は、長崎市より特別な許可を得て実施したものです。】
プロジェクトの概要
- 名称: 端島70号棟における補修材の効果検証に関する試験施工
- 期間: 2025年8月~2035年3月予定。
- 協力 長崎市
- 試験施工の計画・監理・評価:公益社団法人日本コンクリート工学会
- 試験施工監督者:株式会社八洋コンサルタント
- 試験施工参加者:菊水化学工業株式会社
施工請負:株式会社T・Mエンジニアリング
- 目的: 端島炭坑(軍艦島)の文化的価値等を継承するため各種補修・補強工法の検証
当社の役割と貢献
当社は本プロジェクトにおいて、菊水化学工業より施工を請負、BR工法・BR-SS工法を用いて劣化したコンクリート構造物の補修施工を行いました。
BR工法とは、塩害や中性化、アルカリ骨材反応などによるコンクリート構造物の劣化を抑制し、損傷部分を補修する工法です。
菊水化学工業のBR-SS工法は、塩分吸着剤を配合したポリマーセメント系鉄筋防錆材「BR-SSペースト」と、断面修復材「BR-SSモルタル」を使用し、鉄筋の腐食抑制と構造物の保護を行います。
関連リンク・参考資料
軍艦島について
JCI(日本コンクリート工学会)
公式サイト 委員会活動> 技術委員会所管の委員会> 各種専門委員会 内「危急存亡状態のコンクリート構造物対応委員会」
菊水化学工業
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